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ストレッチと筋肉の関係について

 わたしたちがスポーツをするときに行う運動がストレッチです。ストレッチをすると運動をすることによる身体の疲労などを減少させることができます。みなさんのなかにもスポーツ経験がある人が多いと思います。部活動などではストレッチの方法を勉強することが多いですね。ストレッチのやり方を知っているはいると思います。ただ、ストレッチをもっと深く理解するためには目には見えない身体内部でのストレッチの働きを知っておくことが大切ですね。わたしはストレッチを効果的に行うためにたくさんのストレッチの勉強をしました。そのなかでストレッチには身体の筋肉との大きな関係があることを学びました。そこでこのページではストレッチと筋肉の関係に関してみなさんに紹介します。人間の身体には無数の筋肉があります。ストレッチをすると筋肉に影響を与えることになります。その仕組みを理解すると、ストレッチをもっと上手に進めることができます。また、友人などへもストレッチを紹介することができますのでおすすめの情報です。
 あまりストレッチを知らない人にとって、ストレッチとは単なる準備体操ぐらいにしか思っていないかもしれませんね。しかし、ストレッチには単なる準備運動を超える大きな効果があります。そこで筋肉との関係を知っておきましょう。運動不足によって身体の筋肉はどんどんかたくなってしまいます。ストレッチをすると筋肉を引き伸ばすことになります。筋肉を引き伸ばすだけでは疲れないと思っている人も多いでしょう。ただ、実際にストレッチをするとわかりますが、ストレッチは結構疲れる運動です。これは筋肉を引き伸ばすときに筋肉への負荷を与えているので疲れるのです。かたくなった筋肉をストレッチによって引き伸ばそうとするときに負荷がかかるのです。これはかたくなったモチを手で引き伸ばすことに似ています。モチの場合だって、確かに力を入れて負荷をかけています。これと同じ状況がストレッチの場合にも起こっています。
 筋肉は負荷をかけることによって成長します。筋力トレーニングでは筋肉に大きな負荷をかけることで筋肉を発達されています。ストレッチの場合にも筋肉に負荷をかけているわけですから筋肉が成長することになります。ストレッチによる筋肉への負荷は筋力トレーニングに比べると小さいものです。ですから、ストレッチによって筋肉が大きく発達するわけではありません。しかし、確実に筋肉への負荷がかかりますので少しずつ筋肉が成長します。ストレッチでは小さな負荷がかかりますので、筋肉の現状維持をすることができます。筋肉は放っておくと衰えてしまいます。ストレッチをすることによって筋肉の衰弱をストップできます。 
 とくに高齢者の筋肉は衰える速度が大きいです。また、高齢者が激しい運動をすることは危険です。ストレッチの場合は年齢に関係なくできる気軽な運動です。高齢者の筋力アップにも適している運動がストレッチだといえます。ますます高齢化が進む社会ですので、ストレッチによる健康対策は重要な意味をもつものだと思います。

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